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ペロニー病の進行によるペニスの湾曲レベルとペニスポンプによる治療の有効性

本記事では、ペロニー病の進行パターンとペニスの湾曲のタイプを整理したうえで、軽度〜中等度の段階で使用が推奨される治療機器ペニスポンプ(ハイドロマックス )の効果と適応について詳しく解説します。

 

ペロニー病によるペニスの湾曲の進行スピード

ペロニー病は発症から進行、そして安定までに段階があり、特に急性期には湾曲の変化が顕著です。ここではペロニー病の進行にともない、ペニスがどのくらい曲がるのか、どの段階までペニスポンプを使用できるのかついて解説します。

急性期(6〜18か月)

ペロニー病の初期である急性期には、陰茎の湾曲や痛みが比較的速いペースで進行します。この時期はプラークの形成が活発であり、病変の広がりも見られるため、症状が日々変化することもあります。ペニスポンプの使用は、この段階で最も効果的とされており、血流促進や湾曲の進行抑制を目的として積極的に用いられるべきタイミングです。

慢性期(安定期)

急性期を過ぎた後は、症状が一定の状態で安定し、湾曲の進行が止まり、痛みも徐々に軽減していきます。この慢性期には、湾曲が「固定化」することが多くなり、新たな変形はあまり見られなくなります。ペニスポンプの使用は、すでに起こった湾曲の改善には限界があるものの、勃起機能の維持や陰茎の血流改善といった目的では継続使用が有効である場合があります。

進行に影響する因子

ペロニー病の進行速度や重症度には個人差があり、いくつかの要因が影響を与えます。具体的には、年齢が高いほど進行が早くなる傾向があり、また高血圧や糖尿病などの生活習慣病、喫煙習慣、性行為時の小さな外傷の繰り返し、さらにはデュピュイトラン拘縮などの遺伝的素因も進行のリスク因子とされています。これらのリスクを把握し、早期に介入することが進行抑制には非常に重要です。

 

病期 特徴 ペニスポンプの適応
急性期 湾曲・痛みが急速に進行。プラーク形成が活発。 ◎ 最も効果的。進行抑制に有効。
慢性期 症状が安定し、湾曲が固定化。痛みも軽減。 △ 勃起補助・血流維持に有効な場合あり
影響因子 年齢、生活習慣病、喫煙、外傷、遺伝的要因などが進行に関与 X

 

ペニスの湾曲レベルとペニスポンプによる矯正

ペロニー病の進行は以下の3レベルに分類され、進行が進むに連れ性交渉が困難になるだけでなく、ペニスポンプによる現状維持や改善も難しくなっていきます。自覚症状がある場合、すぐにでも泌尿器科に相談されることをおすすめします。

 

レベル 湾曲角度 症状の特徴 性交渉の可能性 ペニスポンプの使用
レベル1:軽度 0〜30度 – 見た目に違和感- 勃起時に軽度の痛み 可能(姿勢の工夫で対応) ◎ 特に効果的(湾曲進行抑制・血流改善)
レベル2:中等度 30〜60度 – 明らかな湾曲- 性交時に支障あり- 精神的ストレス増加 条件付きで可能 △ 医師の指導下で慎重に使用
レベル3:重度 60度以上 – 性交が困難または不能- 陰茎の短縮と機能障害 ほぼ不可能 × 非推奨(手術検討段階)

ペニスの湾曲の向きとその影響 

ペロニー病によるペニスの湾曲は、角度だけでなく、向きによっても性交やペニスポンプの使用について大きく影響されます。

上向きの湾曲(最も一般的)

上向きの湾曲は、陰茎の背側(上側)にプラークが形成されることで起こり、ペロニー病で最も多く見られるタイプです。勃起時に陰茎が上方向へ反るように曲がるものの、通常位での性交が比較的可能な場合が多く、体位の工夫で支障なく行えることもあります。ペニスポンプの使用にも大きな制限はなく、湾曲の矯正や勃起補助として有効に活用できます。

下向きの湾曲

下向きの湾曲は、陰茎の腹側にプラークが形成されることで発生し、陰茎が下方向に曲がります。これにより、性交時に挿入角度が合わず困難を感じたり、パートナーに不快感や痛みを与えることがあります。また、勃起時に強い痛みを伴うケースもあり、その場合はペニスポンプの使用に注意が必要です。使用中に痛みが出る場合は、直ちに中止するのが安全です。

左右への湾曲

左右への湾曲は、陰茎の側面のいずれかにプラークが形成されることで生じ、陰茎が左右どちらかに曲がる状態です。性行為中には、陰茎がねじれるような違和感があり、挿入がスムーズにいかないことが多くなります。また、ペニスポンプ使用時にも陰茎が真っ直ぐに引き伸ばされにくいため、十分な効果が得られない可能性があります。

複合型(S字型など)

複合型の湾曲は、プラークが複数の部位に形成されることで、陰茎がS字状または複雑にねじれた形になります。このタイプは最も治療が難しく、性交自体が物理的に不可能となるケースもあります。ペニスポンプによる牽引では十分な補正が望めず、誤った使用によって組織に損傷を与えるリスクも高いため、原則として使用は推奨されません。

 

湾曲の向き 影響の説明
上向き 最も一般的なタイプであり、通常位での性交渉が可能な場合も多く、ペニスポンプの使用にも大きな支障はありません。
下向き 挿入が難しくなることがあり、パートナーに痛みを与える可能性もあります。痛みが強い場合は、ポンプの使用は慎重に検討する必要があります。
左右への湾曲 陰茎が横方向に引っ張られるため、ペニスポンプで真っ直ぐに勃起させることが難しくなる場合があります。
複合型(S字型など) 陰茎が複数方向にねじれるため、ポンプの効果が限定的であり、使用を避けるべきケースもあります。

 

 

ハイドロマックスならペニスの湾曲が進んでいても使いやすい

ペニスポンプはペロニー病の改善に効果が期待できますが、中度以上の湾曲がある場合、シリンダーの幅が十分でないために使用が困難または不可能になることが多くあります。一般的な市販のペニスポンプのシリンダー横幅は5cm程度です。6cm以上の幅広シリンダーを採用した製品も存在しますが、これらの大型ポンプはシリンダーの長さも過剰に大きく設計されているため、効果的な使用が難しいのが現状です。

それに対してハイドロマックス7ワイドボーイ は、シリンダーの長さは通常サイズのままで、シリンダー幅を6.5cmまで広げた余裕のある設計となっています。このサイズ設計により、平均的な日本人の方で軽度から中度の湾曲がある場合でも、快適にお使いいただけます。

シリンダー幅に余裕があるだけでなく、入浴中にお湯を入れて使用する水圧式ペニスポンプであるため、従来型のペニスポンプと比べてはるかに高い血流改善効果が期待できます。そのため、ペロニー病の症状改善や進行抑制により効果的です。

 

まとめ 

✅軽度〜中等度の湾曲に対してペニスポンプは特に有効で、進行抑制と勃起機能の維持が期待されます。

✅ペロニー病は陰茎の湾曲を引き起こす進行性疾患であり、早期発見と治療が鍵です。

✅症状が重度化した場合はポンプの使用は推奨されず、外科的な治療が必要となる場合があります。

✅湾曲の向きによっても治療適応や性交への影響が変わるため、自己判断せず専門医に相談することが重要です。

 

最後に 

ここまで本記事を読んで、自分の症状がペロニー病の初期から中期の段階にあると感じた方は、今が適切な行動のタイミングです。まずは泌尿器科を受診し、医学的な診断を受けてください。そのうえでハイドロマックスのような信頼できるペニスポンプの使用を早めに始めることが、症状の進行を抑え、性機能を守るうえで非常に効果的です。早期に適切な対応を取ることが、将来的な手術や重度の障害を防ぐ重要なステップとなります。このページの情報が、そして我々の製品が治療のお役にたてれば幸いです。