ペニスポンプの吸引力を示す単位「バール」

ペニスポンプの吸引力（陰圧）を表す単位には「パスカル」（Pa）、「ニュートン毎平方メートル」（N/m2）、「バール」（bar）などがあり、ブランドによって採用している単位が異なりますが、我々バスメイトでは「バール」（bar）の単位を採用しています。

バスメイトの自社工場の減圧テストの様子

バールでは初期値（減圧がまったくされていない状態）は「0」で表示されます。そして減圧が進むと数値は「0.1」「0.2」「0.3」と上がっていき「1」で完全な真空状態となります。果たしてハイドロマッツクスの吸引力はどの程度なのでしょうか？

ハイドロマックスの吸引力はどのくらい？

ハイドロマックスの各シリーズにおける吸引力（陰圧）の最大値は下記の通りです。

• ハイドロ・シリーズ：0.35バール
• ハイドロマックス・シリーズ：0.55バール
• ハイドロエクストリーム・シリーズ：0.55バール

最大吸引を行った場合、ハイドロ・シリーズでは35%程度の真空状態が、ハイドロマックス・シリーズおよびハイドロエクストリーム・シリーズでは55%程度の真空状態が、シリンダー内に形成されることになります。

この数値を見て皆さんはどう思われたでしょうか？

100万台を販売した世界最高のペニスポンプと称されるハイドロマックスだけに、もっと高い数値を予想した方が多いかもしれません。でも実はこの低い数値は安全上の理由により数値が抑えられているだけなのです。

人体に安全な吸引力の最大値

吸引力の強さはペニスポンプの性能を示す重要な数値ですが、やみくもに吸引力が高ければ良いものだとは言えません。なぜなら吸引力が強すぎる場合、ペニスに深刻なダメージを被る危険性があるからです。

そのためペニスポンプによる吸引トレーニングには安全基準が定められており、基準内で最大の吸引力は「0.55バール」となっています。

この数値はペニスポンプの米国食品医薬品局（FDA）によって定められたものであり、全米のクリニックから集められた医学的データから導き出されたものです。アメリカでは日本とは比較できないほどペニスポンプがEDの治療手段として広く普及しており、利用者の安全を守るために基準が設定されているのです。

奇しくも「0.55バール」というFDAの上限値ははハイドロマックスで得られる最大吸引力である「0.55バール」と一致します。これは決して偶然ではありません。なぜならバスメイトのペニスポンプは開発当初からFDAの安全基準の範囲内で最大の吸引力を形成することを念頭に設計されているからです。

他社のペニスポンプの吸引力

ハイドロマックスの最大吸引力0.55バールがいかに優れた数値かを明らかにするために、競合他社の製品の吸引力を調査しました。数値はバールに変換してあります。

• 「ア●ドロバキューム」：0.3バール
• 「ミ●ターハイ」：0.36バール
• 「パ●ーポンプ」：0.38バール
• 「パ●ーゲージ」：0.75バール
• 「Vi●or2020」：0.26バール

電動ポンプとして有名な「ア●ドロバキューム」ですが意外と数値は控えめですね。「ミ●ターハイ」と「パ●ーポンプ」はハイドロ・シリーズと同等の程よい数値といえます。「パ●ーゲージ」はFDAの安全レベルを超えた設定が可能なので使い方によっては少々リスクがあるかもしれません。「Vi●or2020」は日本で唯一、医療機関で販売されているペニスポンプですが「0.26バール」とかなり抑えめの数値になっています。これは医療認可との兼ね合いによる制限かもしれません。

改めて、我々ハイドロマックスの最大吸引力は0.55バールですので、他社のペニスポンプと比較しても優れた製品であることは明らかです。

吸引力だけじゃないハイドロマックス

吸引力だけでも他社ペニスポンプを圧倒する性能を持つハイドロマックスですが、最大のセールスポイントは吸引力ではなく「入浴時に使用する」点にあります。

まず、シリンダー内にお湯があることでシリンダー全体に均等な陰圧が形成されます。そして全身の血行が促進された状態で吸引を行うことで、普段の勃起時を超える血液流入によるパンプアップ効果が期待できるのです。

まとめ

今回はハイドロマックスと他社のペニスポンプの吸引力について解説してきました。

吸引力の高さはペニスポンプの機能を左右する重要な要素ですが、人体に安全なレベルが0.55バールと定められており、やみくもに吸引力を高さを求めるのは非常に危険です。

ハイドロマックスは、人体に安全な範囲内でMaxレベルの吸引力を得られるだけでなく、お湯を利用することで他社のペニスポンプよりも効率的にトレーニングを行うことが可能です。